1 霧ヶ峰 車山
長野県にあり、車山を中心とした台地です。八ヶ岳中信高原国定公園の中にあり、三大湿原(八島ヶ原湿原、踊場湿原、車山湿原)があります。
ビーナスラインの途中に車山スキー場の駐車場があり、そこからリフトに乗ることができます。雪がないので、高く感じるので、高所恐怖症の人は避けた方が無難かも。
今回は、天候が下り坂だったため、車山山頂までリフトで登り、一番小さい車山湿原を見て帰る予定にしました。

地図を見ると、リフトを使わずとも、それほど苦も無く登ることができますが、時間の節約と、リフト上からの景色を楽しめるので、時間が限られているときは有効です。

2 車山山頂
山頂には、車山神社が祭られています。
諏訪大社の系列らしく、4本の御柱が囲むように建てられていて、小さくとも迫力がありました。

気象庁のレーダーサイトと、展望台があり、高原を一望できます。
よくある友情の鐘と、恋人の名前を書いた南京錠をチェーンで木に縛るヤツです。

頂上の標高は1925mで、森林限界を超えているため、一面、笹薮となっています。ところどころに岩や、一時的に生えている樹木が見えます。
グライダーの飛行場もあり、グライダーの飛び方で、曇っていても上昇気流が弱く突然の雨雲の発達などの心配がないことが解ります。
3 車山湿原
三大湿原の中で一番規模が小さな湿原です。

車山湿原は、平らではなく斜面となっており、周りから雨水が集まってくる地形であることが解ります。
また、風が弱いのか樹木が育っている部分があります。
途中から、木道が整備され、格段に歩きやすくなりました。

湿原では、周りの笹薮に比べ、植生が豊かになりいろいろな植物を見ることができました。ゼンマイの一種ですね。

エゾノコリンゴやズミの樹木も生えています。

コバイケイソウの群落ですが、花はまだ咲いていませんでした。

白い花は、エゾノコリンゴでしょうか。少しだけ咲き始めています。

色が付いた花はズミのようです。

白樺湖を見下ろすことができます。
帰りのリフトからも見ることができる光景です。

頂上付近に咲いているタンポポですが、平地で咲くものより葉が極端に小さく、頭でっかちというか、花でっかちに見えます。

6月になると、いろいろな花が咲き出し鮮やかににぎやかになるのだそうです。梅雨時と被るので、遠方から行くのはギャンブルになりそう。
一回りして、2時間弱くらいかかりました。
太り過ぎた妻ちゃんといっしょでしたので、人より時間がかかったと思います。
頂上で、下で買っておいたアンパンを食べてから下山しました。
足で登る標高は100mちょっとなので、登山というより遊歩道です。足元が悪いので、厚底のスニーカーやトレッキングシューズで歩くとよいでしょう。
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