1 小さなクワガタ
小さなクワガタがいたので、コクワガタかな? と思いよく見ると、体の大きさにしては、立派なオオアゴの突起があるので、手に取ってみました。
これはスジクワガタですね。新津丘陵ではよく見かけるクワガタです。
今年のクワガタ初見で、子供の頃の習性なのかテンションが上がって疲労が退いていきました。

2 パンダゾウムシ

ハエかアブが飛んできたのかと思ったら、なんとずんぐりむっくりのゾウムシでした。
見かけによらず、身軽に飛翔するようです。白黒模様がキュートで、名前をオジロテナガゾウムシと言い、クズを食べる可愛いヤツです。
3 酒場の虫たち

樹液に集まっていて、地味に目立つ甲虫ヨツボシケシキスイです。

アメンボのように精悍な姿のモンキアシナガヤセバエがいました。なかなか用心深く、カメラを向けると幹の反対側に移動して、そこで待機していました。カッコイイ形のハエです。

小さなケシキスイもいました。おそらくルイスコオニケシキスイだと思います。
まだ、この時期には暴れん坊のスズメバチの姿が無いので、比較的平和な酒場です。
4 蜘蛛の子

笹の上に卵嚢から出たばかりの蜘蛛の子たちがいました。
まだ、生まれたばかりなのか、ゆすってもあまり動きませんでした。
5 ツナギガヤの実
親鸞聖人のツナギガヤの実に関する伝説が麓の田上町にあるようですが、山の中にもなっていました。お茶うけにだされたとのことなので、炒って食べることもできそうです。

6 ムラサキニガナ

初見でした。お祭りみたいで見ていても楽しい花です。
7 アジサイの山にイワガラミ
アジサイがたくさんあり過ぎるので、存在感がないイワガラミ。
他の山なら目立つのですが……
8 オトメユリが1輪だけ

新潟県北部から山形県・福島県・宮城県までの山間部にしか咲かない珍しいヒメサユリの移植版。最近、移植されてかなりの数が咲いていましたが、年々、数が減り今回は一輪だけ咲いていました。ヒメサユリ(姫小百合)は、険しい岩山にポツンと咲いている感があるので、雑草だらけのところでは、生育に適さないようです。