第二の人生、気ままに生きる

60歳で退職しました。その後の自由な人生を記録と周辺のおもしろ情報など

角田山(湯の腰コース)2025梅雨

1 角田山湯の腰コースとは

公式コースでは、新潟市中心部から登山口までの距離が1番近い。

昔、登山口付近に温泉があり2006年に廃業になったという話です。少しだけなごりがありますが、藪の中です。

林道歩き、沢に沿った道を登り、尾根までの急登、崩れかけた階段状の急登など、角田山では最も野性味があるコースと評判です。

特に、林道、沢沿い、尾根と、植生の変化を楽しめ、春の雪割草やカタクリは、人間の手が入っていない自然の雰囲気が楽しめます。

8合目付近からは、日本海佐潟などの砂丘地帯、新潟平野の田園風景などが眺められます。登山客も少ないので静かな山行を堪能できるでしょう。

2 梅雨の湯の腰コース(2025年7月7日)

角田山の麓を走る農道から入る標識がありますが、ほとんど藪に隠れていて、初見では見落としてしまうでしょう。

この看板から10mほど入った左側に4台くらい止められる駐車場があります。

(林道沿いに車を乗り入れていくと、駐車できるスペースは複数ありますが、駐車場ではないので、ここに止めるのがおすすめ)

しばらくは林道をてくてく登っていきます。木苺やガマズミの実が目を楽しませてくれます。

途中、別荘と言うかバンガローというか、電気・水道が通っていない家がたくさん建っているところがあります。地元の人のお楽しみ場所でしょうか?

しばらく歩くと沢沿いに山へ入っていく小路があります。Googlマップでは、この地点が登山道となっています。手前に駐車できるスペースがあり、ここまで車で来る人もいます。その場合、林道歩きを楽しめないことになりますが、時短できます。

大きな石を伝いながら、山道へ入っていくと登山気分が上がってきます。

沢沿いの道を歩いていきます。はじめは平穏ですが、尾根に取り付く急登が近づくと、道が流されているところもあります。

小さな沢で水量もすくないので、トレッキングシューズでも問題なく進めますが、道を間違えないように気をつけたいものです。

尾根に取り付くと、いきなりクルマユリ(今年初見)に出会いました。

他の株は、まだ蕾だったので、一番咲かな。

三合目の看板がありましたが、距離の割合が激しく違います。林道歩きを合目の計算に加えていないようです。

急な階段を登りきると五合目の休憩所があります。小さなベンチが2つあります。

ここで、息を整え、水分や電解質の調整・補給をしっかりおこないます。

なぜなら、7合目~8合目の急登を乗り切るためです。

かなりの急斜面で、階段状に整備されているのですが、崩れかけており、足元に注意しながら登ることになります。ここで大きな地震が来たら、恐ろしいことになりそうです。緊急地震速報が鳴ったら、どの木に掴まろうか考えながら登ります(笑)。

8合目からもかなりの急登ですが、崩れかけているわけではないので精神的に楽です。

九合目で宮前コース(非公式)と合流します。

ここから頂上までは緩やかな登りでのんびり歩くことができます。

頂上が無人……雪が積もっているときでも人がくつろいている角田山では珍しいことですが、梅雨時・高湿度・高温の月曜日と悪い条件が重なりましたね。

汗で、川で泳いだようにびしょ濡れになっていましたが、頂上は風があって涼しく感じ、元気が出たので、稲島コース9合目まで足を延ばしました。

観音堂からの眺めですが、湿度が高すぎて、新潟平野が見渡せません。

湿度は100%近いでしょう。平地は32℃ということで、標高がある分、3℃くらい低く30℃弱なので、少し涼しく感じます(濡れネズミですが)。

脱水・電解質不足になる前に下山します。

水2.5リットル、飴玉3個を消費して無事に下山できました。

出会った生き物たちはのちほど。

3 2025年の角田山

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ゆっくり登って3時間 新潟の山歩き50選

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