第二の人生、気ままに生きる

60歳で退職しました。その後の自由な人生を記録と周辺のおもしろ情報など

『飛ぶ教室』エーリヒ・ケストナー(グーテンベルク21)

世界を代表する児童文学でありながら、今まで読んでいませんでした。
内容は、ドイツの寄宿学校の生徒たちがクリスマスまでの5日間に織り成す冒険譚です。日本で言えば中学二~三年生の子どもたちと、その先生たち、そして、敵対する実業学校の生徒たちが清く正しく、たくましく、学校生活を満喫する様が描かれています。
とは言え、現在の価値観で言うと、腕白すぎる気もしますが、戦争が身近なこのころのヨーロッパでは、このくらいが丁度よかったのでしょう。
特に素晴らしいのが、先生たちが、自分が子供だったころのことを忘れていないことです。そのこと自体が子供を理解する姿勢に現れています。
それは、仕事でも新人だったころを忘れない、定年後は仕事をしていたころを忘れないなど、過ぎ去ったことを忘れずに、今そこにいる人のことを思いやれる人間になることに通じると思うのです。

飛ぶ教室

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