小学校6年生の国語の教科書の最後に載っていた「最後の授業」(昭和27~59年)という短編小説が収録されているドーデの短編集になります。
昭和47年以前に生まれた人は記憶にあるのではないでしょうか。
「最後の授業」は、ドイツとフランスの間にあるアルザス地方が、戦争に負けたフランスからドイツに割譲されるため、フランス語の最後の授業が行われる話です。
この時代は、フランスにとって激動の時代だったので、その周辺を40もの短編で、切り取った本となります。
終わり近くに日本に医学を広めたシーボルトが登場する話が何話か掲載されており、日本から持ち帰った莫大なコレクションの行方も気になるところです。
なお、月曜物語とは、この本に載っている短編小説が、フランスの新聞の月曜日に連載されていたことのよるものです。
「Amazonのアソシエイトとして″第二の人生、気ままに生きる"は適格販売により収入を得ています」
