
ママとパパの間は冷え切っていて、お互いに好きな人と好きなことをしているらしい。家計も別々、冷蔵庫の中のものも、それぞれのものである。
そんな家庭で育った次女の主人公は、それでもママのときどきのアドバイスに助けられながら成長していくのです。
端から見たら、中途半端に崩壊している家族だけど、それでも皆、幸せに生きている感じが、人生ってそんなものだよなと思わせる安心感が与えられる読み心地でした。
完璧である必要もなければ、普通以下の水準でもいい。ここだけ、こうすれば、とりあえずはうまくいきそう。
そんな、普通? の人生の幸せに気づかされてくれる小説でした。