冬の貴重な晴れ間と見ると山へ行くのが雪国の習慣(ウソ)。
角田山に登ろうと思ったのですが、アメダスを見ると山頂の気温は氷点下を下回っていると推測できたので、標高が低い高立山へ登りました。
1度しか登ったことがないツララコースより登ろうと思ったのですが、道に迷ってしまいました。

車道より、砂防ダムの建設道路だったと思われる道を上がっていきます。かなり荒れていて車で登るのは危険ですね。

途中で道が崩落していて、人一人がやっと通れるくらいになってました。
登山道は右側の斜面にあったのですが見つからず、この道の先まで行ったことが無かったので、そのまま登り続けました。

道が途切れ、狭いV字型の谷になっていて、これ以上進むと遭難コースなので引き返しました。

登山道の入り口を発見。小さなプレートにツララコースと書いてあります。これは見落とすわ! さっき崩落していたところのすぐ上あたりでした。

杉林を抜け、明るい雑木の尾根を登っていくとイワカガミの葉が茂っている斜面がありその上が大平の三角点があります。

新潟平野の向こうにうっすらと佐渡ヶ島が見えます。すっかり冬ですね。

ろう火峰からくる道との合流点。
1ヶ月前に来た時、見事な紅葉を見せていた楓の木も1枚の葉もない素っ裸になってました。

頂上から見た五頭山隗。標高700mくらいまで雪があります。後ろの真っ白なのが2000mクラスの飯豊山。

頂上にあった、スノボテーブル。ちょっとおしゃれ?

頂上には冷たい風が吹いていて、汗をかいた体に染みるので、沢に下るコースを降りました。谷は風がなくて冬の間はあたたかい。
新潟平野に棲んでいると、周りの山からだんだん雪が下りてきて、冬に包囲されているような感じです。
冬の間も体力を維持して、大好きな春の山歩きに備えたいと思います。