第二の人生、気ままに生きる

60歳で退職しました。その後の自由な人生を記録と周辺のおもしろ情報など

きれいな死に姿

朝の散歩で見つけたコウモリさんの屍

昨晩、息絶えたのか、野生動物にしては、きれいな死に姿をしていました。

今年のお盆は、空気が澄んでいて、遠目が利き、秋空が広がって高さもありました。

気温はフェーン現象で暑くてたまりませんでしたが。

夕方には軽い夕立があり、虹がかかりました。

穏やかな盆でしたね。

『マルチの子』西尾潤 (徳間文庫)

実際にマルチ商法で、月ウン百万円の収入を上げながら、七百万円の借金を作ってしまった著者が書いたマルチ商法にハマる二十代の女性を主人公とした小説です。
マルチ商法(ネットワークビジネス)の仲間たちが、また、良い人ばかりなのがリアルです。みんな、自分が幸せになるために、自分より下の人の成功を応援する……それが自分の収入を上げることになる。
そんな幸せの連鎖を夢見て活動するのです。
その成功を支えるため、自腹で商品を購入するため、借金の連鎖が始まります。しかし、そんなものはランクが上がればすぐに返せるのです。
さあ、みんなで頑張りましょう!
おまけというか、とどめは典型的なポンジスキームが登場します。
こんなもの(典型的な投資詐欺)に引っかかったら大変。
心して読みましょう。
マルチ商法や投資詐欺に引っかからないためにも、小説で疑似体験しておくとよいのかもしれません。

台風が過ぎてお盆

13日、新潟県村上市へ墓参りに行ってきました。

抜けるような夏空。水上バイクの白い航跡。

立ち上る入道雲(積雷雲)。

台風が通過して、日本海側の低気圧に西風が吹き込んで、関東地方で大雨、新潟はフェーン現象で猛暑になっています。

これから、9月初めくらいまでは、こういう状況が続きそうですね。

台風の進路が、予想より南側を通ったので、秋が近づいているのもわかりますが、そこから占うと、今年の秋は、秋らしい秋になるかなぁ。

夏のキノコたち

立秋を過ぎてからがキノコの本番となりますので、これらを撮った8月4日は、まだ幼菌の状態、生え始めの状態が多いようです。

同定も難しいので、書いてあることを鵜のみにしないでね。

1 白いキノコの幼菌

ドクツルタケ? タマゴタケ? の幼菌か。

グーグルAIはオニフスベを第一候補に推していますが、写真には写っていない石附があるので、候補から外しました。

2 ナギナタタケ

ニョキニョキ生えていました。

3 テングタケの幼菌

白い卵が割れて、茶色い卵が産まれているように見えますが、キノコの傘の部分です。

かわいいですが、毒キノコです。

成長すると、もっとおいしそうに見えます。

4 ヒトクチタケ

枯れた松の木から生えています。成長すると栗饅頭のようにこげ茶色になっておいしそう。中はコルクなので、食用には適さないキノコ。

5 シロオニタケ

猛毒のキノコ。

この手のキノコには、毒が多いようです。

6 アカイボカサダケ

鮮やかなサーモンピンクの美しいキノコですが、有毒の可能性が高いので食べない方が無難です。

切り株に生えていて、ちょっと芸術的。

7 ツルタケ

柄の途中にツバがあると猛毒のドクツルタケとなります。

まだ、幼菌なので判別不能。

『2026年最新版 なぜイランは爆撃されたか イラン問題の前提と今後の見通し』佐藤博



2026年2月くらいまでのイランと他国(主に米国、イスラエル)の関係をコンパクトにまとめています。
イラン革命前の米国とイランの蜜月関係から、イラン革命を挟んで、アメリカ大使館人質事件により国交断絶、核合意とそれの破棄、現在の状況まで、順を追って解説されています。著者は、できるだけ偏らないようにいろいろな視点からの見解を記しています。
イランが核保有を始めたのは、アメリカの強力な援助で原子炉を持ったのが始まりであることや、大使館人質事件から国交が断絶していることなど、もはや報道されない重要なことを思い出させてくれます。
現在の状況は、アメリカが核合意を廃棄したため、イランが核濃縮を進め60%まで成功している事実が大きいでしょう。60%から核兵器に使える95%までは道のりが遠いように見えますが、ここから先は急速に技術が進み、半年もたたないうちに95%まで濃縮が可能になると予測されており、それを阻止しないと、中東各国に核保有の連鎖が起こる可能性があったのです。
また、イスラエルとイランの対立は、ずっと昔から続いており、それはイスラエルを取り囲む反イスラエル武装勢力による代理戦争の形でした。しかし、イスラエルのガザ侵攻などで、反イスラエル武装勢力の力が弱まり、イスラエルから本体のイランへの攻撃が可能になったタイミングでもありました。
とても複雑な情勢を複雑なまま理解することが望まれると著者は強調します。どちらかが良い悪いで考えても、本質を見失ってしまいます。
こんがらがった歴史の糸と、中東、ヨーロッパ、各国の思惑が絡まり合って、その結果、現在の状況ができあがっているのです。
イランと米国・イスラエルの軍事衝突を語るには、感情に流されず、基本的な知識を押さえてからにしたいものです。

ゴミを背負ったハンター

木の幹を白いものがモゾモゾうごいていました。

一体何をしているのでしょう。

こいつは、クサカゲロウの幼虫。

この白いゴミの中に、アリジゴクのような幼虫の本体が隠れていて、獲物を見つけると、大あごで挟み込んで食べるのです。

『触れてはいけない障りの話』響洋平(竹書房怪談文庫)

「祟り」ではなく「障り」というところが丁度いい怖さ。
酒の席で、面白半分に話すような、友達が友達に聞いたと言った類の怪談話がつまっています。著者は怪談収集家で、そこから「障り」をテーマに選び抜かれた奇譚集です。
話のレベルは、決して高いとは言えませんが、こういう話を夜眠る前に1本読むのは夏の夜の楽しみです。子供の頃はジャガーバックスの『一番くわしい日本妖怪図鑑』を読んでから寝てました。
わたしは、霊感ゼロ。どちらかと言えば唯物論で、科学畑の人間ですが、霊の類の話は好きです。そういうのがあった方が面白いと思ってしまうのです。
人間の精神(魂)も脳内の電気信号の解読で科学的に分析できる可能性もありますが、それでも科学の外側にある魂の存在を信じたいのかもしれません。
少し高尚な話になりかけてしまいましたが、他愛のない怪談話集ですので、肩の力が抜けてぐっすり眠れます。