1 多宝山とは
新潟市西蒲区にある新潟市最高峰の山である。標高は634mとスカイツリーの高さと同じであり、隣の弥彦山とも同じである。弥彦山の頂上付近には、各テレビ局の電波塔が建てられてにぎやかであるが、多宝山は気象庁のレーダードームが設けられており、新潟県と日本海の雨雲を監視している。
弥彦山へは9合目までスカイラインを利用して車で登れるが、多宝山は自分の足で登ることになる。

2 石瀬集落より登山
登った日は2025年5月1日(晴れ)。
前記事の石瀬神社がある集落のはずれに登山者用駐車場があるので、そこを利用した。

舗装された道を歩くと、登山道入り口の看板がある。


しばらくは、杉の人工林の中を登り、やがてスカイラインと出合い、そこから明るい尾根を登っていくことになる。
尾根は日当たりが良いので、植生が豊富で、ユズリハやミツバツツジなど見ごたえがある低木が多く自生している。
他にヤマザクラ、マンサク、ナラ、カエデ、アカマツなど樹種も豊富で気持ちがよい登山を楽しめる。
時期的にオウレン、ショウジョウバカマ、スミレなどの花は終わり、少し寂しいが、シュンラン、フデリンドウなどの春の花を見ることができた。

頂上付近には見事なブナ林があり、新緑が美しい。

春の蝶であるギフチョウもたくさん飛んでいた。
あまり、ガイドブックに載っていない山で、多くが単独か2人づれの登山者で静かな山行が楽しめる。
3 登山の目的
実は、コシノコバイモという花を観たくて登ってみたのだった。
標高300m付近にたくさん咲くのだが、4月初旬頃がピークで、花期が終わっており、姿を見つけることができなかった。
あきらめずに探しながら登っていくと標高500mを越えたところに2輪並んで咲いているところを発見した。

ちょっと痛んでいるが、目的が叶ってうれしかった。
一昨年の4月2日ころに撮った写真は↓。

また、来年、出会いたい。