第二の人生、気ままに生きる

60歳で退職しました。その後の自由な人生を記録と周辺のおもしろ情報など

2025年上半期の配当金

今年の半分終わって、2025年上半期の配当金が出そろいました。

定年退職して2年目に入り、配当金が主な収入源になっていますので、これからの老後生活を占うためにも重要です。

さて、上半期は、なんと言っても、アメリカのトランプ大統領の関税政策の揺さぶり、ウクライナ、中東の戦火などが原因で荒れに荒れた投資市場でした。

特に安定して続いていた米ドル高から、下げてきたことによる円換算での収入減がどのくらいになるか気になるところです。

1 2025年上半期の配当金等

今年の上半期の受け取った配当金等(税引き後)は、60万円を超え、1ヶ月当たり10万円を越えることが出来ました。配当金等の等は、債権からの利払いや、投資信託からの分配金を含んでいると言う意味です。

赤い部分が海外からの配当になりますが、今年は割合が少し減っています。ドル安の影響と、退職してから、為替リスクがない国内の資産へ重点的に投資していることによります。ドル安の影響は、全体を見ると小さいように見えます。

1ヶ月当たりの受け取り配当金等の推移ですが、順調に伸びてきています。

単純に株を買い増ししている分が、売っている分を上回っていることが大きいのですが、全体的に見ると増配している企業が多いことも原因だと考えられます。

高配当株と言われるものをメインにポートフォリオを組んでいますが、日本株の買った時の価格からの配当金利回りは平均5.47%であり、年々上回ってきています。

2 高配当株投資のコツ(日本個別株)

わたしは、2024年3月に退職していますが、それまでの5年間で、なんとか生活を支える足しとなる程度の配当金を得ることが出来ました。そのようなポートフォリオを作るにあたって、わたしなりのコツがあると思うので参考程度に書いておきます。

このとおりにすれば間違いないというわけではなく、こうしたらうまく行った(今のところですが)と言う経験則からくる話ですので、鵜呑みにせず、自己責任で投資してください。

(1)配当金が高い銘柄を選らぶ

高配当株をねらうのですから、当たり前ですが、気を付けなければならないことがあります。俗に「高配当罠銘柄」と言われるものがあるので、それを避けましょう。見かけ上高配当なのですが、記念配当(創業100周年など)で、その年だけ配当金が多くなっている会社もあります。また、株価が急激に下がり、計算上高配当になっている銘柄もあります。

何%から高配当株ですか? という問いもありますが、いろいろな説があり一概には言えません。

・3%説(ゼロ金利政策だったころはこれで十分か?)

・3.75%説(税引き後3%)

・4%説(債権の利率が高くなるこれからは4%くらいほしい?)

また、自分がまだ若く(20~30歳代)老後資金として投資していくことを考えている場合は、増配も考えて2%程度でも十分だという考え方もあります。

(2)財務優良企業を選ぶ

長い間、持ち続けることになりますので、配当金原資が枯渇したりされると困ります。十分な保留金を持っている会社が理想ですが、あまり資本回転率が悪いのも考え物です。キャッシュフローなどを見て、営業利益と投資、財務のバランスをチェックしましょう。自己資本比率(業種によってめやすが大きく変わるので注意)もよく見ておいて、借金が多い企業は避けたいところです。

利益のどれだけを配当に回しているかもチェックです。利益の30~40%くらいがめやすでしょうか。80~100%だと、ほとんど増配の余地がなく、減配リスクが高いと判断できます。

(3)セクター分散を重要視する

社会情勢などにより、儲かるセクターと儲からないセクターが分かれます。同じような業種は、同じような値動きをします。例えば金利が上がれば、どんな銀行でも儲かりますし、不動産屋は儲かりません。コロナ禍では、外食産業や観光業は壊滅的な打撃を受けましたが、巣ごもり需要で儲かった業種もあります。

セクターが偏っていると、社会情勢の変化により配当金が大きくぶれてしまう確立が高くなるので、安定させるために分散させることになります。

大雑把に分けると景気敏感株とそうでない株に分かれますから、比率を考えて投資します。景気敏感株は景気が良い時は羽振りがよく景気が悪くなると落ち込みやすい株です。観光業や自動車、金融、化学、人材派遣などですね。それに比べサブスクタイプの収入を得ているサービス、通信などは比較的景気に左右されません。

長く所有していると買値の2倍や3倍の値段になる株もあります。売れば20~40年分の配当金を一気に手に入れることになりますが、わたしは売りません。なぜなら、儲かっているセクターの株だけが売られて行き、セクター分散が壊れるからです。一時的な大きな利益より、長い期間の安定した配当金をうけとることが目的だからです。

(4)割安のとき購入する

高配当株投資は、アクティブ投資の一種ですので、インデックス投資のような積み立て式には向かないと考えています。優良銘柄をリストアップしておいて、そのセクターが下がった時の連れ安時に購入したいところです。

投資に使える予算は限られていますので、少ない予算でできるだけ多くの株を所有したいところです。

3 高配当株投資の特徴

よく分散された高配当株投資は、インデックス投資に近い動きをして、リスクはやや低くなります。つまり、株価が上がるときの上昇率は低く、下がるときの下落率も低い動きをすることになります。

配当金は年に一度の株主総会で決定しますので、収益を読みやすい利点があります。株価が半分まで下落しても配当金は2割程度の下落で落ち着くと言われています。コロナ禍でも、大きく減配した企業もあれば、増配された企業もありました。

個別株を扱うので倒産リスクはありますが、50社に分散されていたなら、そのうち1社が倒産しても、2%にすぎません。年利4%の配当があれば半年分我慢すれば傷口を修復することが可能です。

企業の財務状況を判断できるスキルがある程度ほしいところですが、それが無くても雑誌やネットの情報を元に行うことも可能です。

大きく儲かる投資方法ではありません。配当金が出口になりますので、十分に分散されていればせいぜい年5~7%の収益でしょう。

キャピタルゲインは、最後の最後、老齢になり管理するのがしんどくなったら、全部売って、銀行にあずけることになります。施設に入るときには、その金で入れますしね。

新・臆病者のための株入門 (文春新書)

Amazonのアソシエイトとして″第二の人生、気ままに生きる"は適格販売により収入を得ています」